拓本の採り方

穴銭収集には拓本が必須です。
「百聞は一見にしかず」で、拓本を採る所を見る機会のある方は、見た方が早いです。
当店では毎日、拓本を採っており、ご来店された方には実演もしておりますので、実際に見たい方は是非ご来店下さい。懇切丁寧に指導させていただきます。
また、古銭会に入会されている方であれば、拓採りの講習があります。
古銭会に所属していない方、当店にご来店できない方のために、拓本の採り方についてまとめました。
拓本の採り方は人それぞれですので、参考にしていただければ幸いです。

拓本の採り方(動画)

古銭の拓本は、湿拓で行ないます。
まずは道具を用意します。 ※写真左上から
・筆1本
・拓墨
・拓本用紙
・タンポ2個(大:押用、小:拓用)
・下敷きゴム板
 (説明では滑り止めのやぎ革を貼った木板を使用)
・水取紙(綿やトイレットペーパー等、水分を良く吸う紙)
・水

Yahoo!オークションに、この拓本セットを出品しております。
携帯用のケース入りですので、古銭会等にも持参できます。

 1.


下敷き板(ゴムマット・木板)の上に古銭を置きます。
※木板の場合は滑り止めの革が必要です。
下敷き板の中心に線を引き、古銭と拓本用紙の位置に印を付けておくと便利です。

 2.

古銭の上に拓本用紙を乗せ、筆に水を付けて塗ります。

 3.


古銭と拓本用紙が密着した状態で、水取紙を置き、その上から大きなタンポで押さえるように叩いて生乾きの状態にします。
私の場合、大きなタンポは使わず、直接トイレットペーパーで水分を吸収させます。

 4.


小さいタンポに墨を付け、拓本用紙を軽く叩いていきます。

この時、叩く位置にコインホルダーの外枠を当てて叩くと、拓本用紙の余白部分が墨で汚れません。

墨の濃さは、銭文や陰起などを確認したい場合は薄めに採り、銭譜に掲載する時などは印刷に耐えられる様に濃いめに採ります。

叩き方は、景気良くポンポン叩く方、慎重に小刻みに叩く方、押し当てる様に叩く方など、色々な方がいらっしゃいます。


片面の完成です。

 5.


古銭を裏返し、手順1.のように下敷き板(ゴムマットや木板)の上に古銭を置きます。

 6.

手順2.のように、古銭の上に拓本用紙を乗せ、筆に水を付けて塗ります。

 7.


手順3.のように、古銭と拓本用紙が密着した状態で、水取紙を置き、その上から大きなタンポで押さえるように叩いて生乾きの状態にします。
私の場合、大きなタンポは使わず、直接トイレットペーパーで水分を吸収させます。

 8.


手順4.のように、小さいタンポに墨を付け、拓本用紙を軽く叩いていきます。

 9.


両面の採拓が終わりましたら、まずはそのまま拓本用紙を乾かします。
乾いたら筆に水を付けて拓の輪の周りに水を塗り、皺取りをして乾かします。
私の場合 面倒なので、採拓後、皺取りも兼ねて一度余分な墨を取るために本に挟み、再度挟む場所を変えて乾かします。

 10.


完成です。
「百聞は一見にしかず」で、拓本を採る所を見る機会のある方は、見た方が早いです。